お盆てなあにパート3
2024/08/05
今日は、迎え火送り火についてお話させて頂きます。
所によってやり方もいろいろあると思いますが、参考までに我が家のやり方をご紹介させて頂きます。
盆の入りの日の夕方、ホーロクという焼き物に「オガラ」を入れ燃やします。
その煙を辿って我が家に帰ってくると教えられ、今でも続けています。明けの日も同じことをします。煙に導かれあちらへ帰って行くらしいです。
門の前に茄子と胡瓜をくしに刺して置いてあるのを、皆さんも一度は目にしたことがおありではないでしょうか。
来る時は馬に見立てた胡瓜に乗って急いで来て、帰りは牛に見立てた茄子に乗ってゆっくり帰る、そんなことを耳にした方もいらっしゃると思います。
知り合いから教えてもらったのですが、盆の入りの日の夕方、提灯を手に持って、お墓にご先祖様を迎えに行くんだとか。ところ変わればいろいろですね。
*「オガラ」麻の茎を剥いて内部を乾燥させた麻がらおこと
お盆のあれやこれやをご紹介させて頂きました。
ほんの少しご参考になれば幸いです。
新日本石材(株) 鳥潟