お盆てなあにパート2
2024/08/03
お盆は何のためにするのでしょうか。今日はお盆の意味についてお話させて頂きます。そもそもの始まりについて調べてみました。
お盆は仏教行事の「盂蘭盆会うらぼんえ」からきており、起源や由来は諸説あるそうですが由来の一つは、サンスクリット語の「ウランバナ(逆さ吊り)。逆さ吊りがどう関係しているのでしょうか❔
お釈迦様の弟子の一人が、亡くなった母が地獄で飢えに苦しみ、逆さ吊りにされたような苦しみを味わっていることを知りました。生前、自分たちだけの幸福を祈り他者に施しをしなかった報いだそうです。
お釈迦様に相談すると、「夏の修行が終わる7月15日に供物を捧げて飢えた心を満たしてあげれば母を救える」とのこと。その通りにしたところ、無事に極楽浄土に行く事ができ、これにより「精霊を供養する」という行事が旧暦の7月15日に定着したそうです。その教えと、日本のお盆には祖霊が帰ってくるという信仰が結びつき、現在の「お盆」になったともいわれています。
次のブログでは、迎え火、送り火についてお話させて頂きます。
新日本石材(株) 鳥潟