樹木葬の始まり
2022/12/16
大田区池上墓苑にて大変ご好評を頂いている樹木葬ですが、その始まりは20年以上前になります。
今回は樹木葬の始まりを解説いたします。
樹木葬という埋葬方法が誕生したのは1999年です。
これは岩手県にある祥雲寺(現:知勝院)というお寺の住職がはじめたことがきっかけです。
当時、代々の家で継承をしていくことを前提としたお墓が主流でしたが、少子高齢化という社会的変化が起こる中で、お墓を持つことが負担になる、また子どもなど引き継ぐ人へ負担をかけたくないと考える人が増えてきました。
樹木葬誕生以前に、「海洋散骨」という海に遺骨を撒いて供養する方法が注目を浴びていました。お墓を持つことなく、海がお墓になるという自然思考を好む方からも人気がありました。
ただ、この「海洋散骨」は法的な根拠がなく、「違法なのか?適法なのか?」、と議論が巻き起こりました。
(後に、法務省が「葬送のための祭祀として節度をもって行われる限り遺骨遺棄罪に該当しない」という見解を発表しました)
そういった背景も一因となり、海洋散骨とはまた違う方法で、自然に帰るお墓はないかという声が生まれていました。
その声に応えたお墓として生まれたものが、岩手県にある祥雲寺(現:知勝院)の樹木葬です。
都心になるほど土地もなくなりシンボルツリーの下に埋葬する方法は難しくなります。
なので都市型樹木葬として当社オリジナルな形の樹木葬をご案内しております!
残り少ない区画ではありますがお問い合わせお待ちしております。
新日本石材㈱ 酒田