お客様からよくご質問される内容を Q&A 形式でまとめました。お墓購入のご参考になればと思います。
墓地を選ぶ際のポイントを教えてください。
まず第一は立地条件です。ご自宅から歩いて行ける場所であればいちばんですが、交通機関を使う場合には電車・バスでしたら、乗り継ぎのスムーズさ。
駅・バス停から徒歩で行けるか。車でしたら、駐車場が完備されているか。広さはどうか。などを確認したいところです。お墓は子孫の方が代々守っていかれるもの、ご親戚の方もお参りされますので、やはり皆さんがお参りしやすい場所にあるというのが重要です。
次にきちんと管理されている墓地か。という事の確認です。ゴミの処理・参道の清掃など、やはりしっかりと管理されている所であれば墓地全体が清潔ですし、気持ち良くお参りできるものです。
最後に 法要などができる施設の有無、水場などの設備も確認します。お通夜・おご法事のあとご親戚どうしが集まって会食をする際に使用できる施設があると便利です。水場なども墓地内に充実していれば、お参りの際に手桶に水を汲むのも楽になります。水の入った重い手桶を持ったまま長い距離を歩くのは大変ですよね。
お墓を建てるのに良い時期、悪い時期はありますか?
特にはありません。一般的には、ご遺骨をお持ちではない方などは春彼岸・秋彼岸にお建てになる方が多いですね。逆に、ご遺骨をお持ちの方は、百か日・一周忌・三回忌などの節目の時期に合わせてお建てになる方が多いです。
ただ、やはり長いあいだお骨壷のまま家に安置しておくよりは、一日でも早くお墓にご納骨して、頻繁にお参りしてあげるのが故人にとっても良いのではないでしょうか。
他の場所の墓地からお墓を引っ越すことは出来ますか?
はい、出来ます。お墓の引っ越しを改葬といいますが、最近は もともと遠方の郷里にお墓はあるが、遠いのでお参りが出来ないという方や、ご自身が亡くなった後に次代のお子さん達がお参りしやすい様にと改葬を希望される方が多くなってきています。改葬には役所での手続きが必要になります。
まず墓地管理者に改葬の許可をもらい、役所で申請などの手続きをします。ただ、自治体によっては申請用紙の書式が異なる場合があるため、改葬した先の受入れ証明書が必要になることもあります。事前に申請の際はどういった書類が必要かを役所に問い合わせて頂いた方が安心です。
新日本グループでは、「今までのお墓で使用していた墓石は故人の思い入れのあるものなので、新しく求めた墓地に移設したい」という場合でも、移設をすることが可能ですのでお気軽にご相談ください。
永代使用料って何ですか?
よく「墓地を買った」と言いますが、少し違います。もともと墓地は、住宅のなどのように「土地を買う」という概念ではなく、「永代に渡って使用する権利を購入する」ということになります。その費用が永代使用料です。
もし仮に使用しなくなった場合でも「売る」ということは出来ません。墓地管理者に「返還する」ということになります。これらは公園墓地であっても寺院墓地であっても日本全国全ての墓地で、法律で定められていることなのです。
東京のお墓は田舎とくらべるとずいぶん小さいけどいっぱいになったらどうするの?
納骨室(カロート)の中が土になっていますのでご心配いりません。一般的にお墓を建てる時には、まずコンクリートで基礎を打って地面を固めてから建てるのですが、全てに打ってしまうのではなく納骨室(カロート)の一部は土を残しておきます。
そうすることによって、将来的に納骨室がいっぱいになったときに、例えば五十回忌法要などの供養を終えられたお骨は土に還す事が出来ます。地方によっては、はじめからお骨壷で納骨をせずにそのまま土に還す という所もあります。
墓石のお手入れの方法を教えてください。
まずお水をかけてからスポンジや雑巾で拭きます。タワシは強くこすりすぎると傷つく事がありますので、なるべく使わない方がいいでしょう。洗剤は石が変色する原因になりますので、おすすめしません。コケのはえやすい文字彫刻の部分や、目地などは子供用の歯ブラシでこするときれいになります。
最近はご生前にお墓をお求めになる方が増えてきています。なかにはお建てになったあとずっとそのままになっている という方もいらっしゃいます。そういう方のためにも新日本グループでお建て頂いた方には、年3回(春彼岸まえ・お盆まえ・秋彼岸まえ)サービスで墓石のお掃除を行っております。